屋根の防水
最近、屋根の工事をしているときによく防水シートの劣化をみます。
屋根からの雨漏りは本来防水シートがあれば防げるはずなのですが、
それがないことで雨が瓦の下までいくとノンストップで雨漏りします。
以下一般的な構造です。
瓦の下はアスファルトルーフィング(防水シート)しか雨から家を守るものはありません。
さて、私が最近みた現場です。
こちらの現場はルーフィング(防水シート)がボロボロになってます。
さらに、瓦を止める瓦桟、その下の野地板も腐食しております。
こちらの現場はルーフィング(防水シート)が全くありません。
これでは台風などで横殴りの雨が降った時に雨漏りしやすくなります。
ここからは完全な私見ですが、ルーフィング(防水シート)にはあたりの時期とはずれの時期があるように思います。
ルーフィングは耐用年数が10年、15年あるといいますが、実際は30年たってもちゃんとあるところもあれば、ボロボロになっているところもあります。
仮に日射の影響があったしても、ボロボロになっている場合は屋根全体のルーフィングがだめになっているケースが多い気がします。
車や冷蔵庫でも当たり外れがあることを考えれば、あたりまえなのかもしれませんが・・・。
さて、ルーフィングがだめになった屋根ですが、当然張替が必要になります。
ただ、雨を防ぐという性質上、一部張替というのはおすすめできません。
必要以上の継ぎ目というのは雨漏りの危険性を残すからです。
やるなら全体を行いましょう。
私のつたない文章でしたが、ルーフィングの重要性は伝わりましたでしょうか。
これから新築される予定の方、リフォームされる方も、限られた予算の中で行われる方がほとんどでしょうが、ルーフィングの重要性をよく認識して、豊富にある種類の中から少しでも長持ちするような良いものを使用されることをおすすめします。
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